ごましお

チェックアウトして、しばらくドライブします。
この辺りは景色のきれいなところばかり。

昨日から思ってたけど、こっちのほうは枯れ木が極端に少ない。
常緑の木が多いから、真冬でもきれいなんですね。

　

ここ、すごいきれい

思わず車をとめて眺めました。
なんか外国の田舎みたい～。

ごましおも降りて見てみて。

　

きれいでしょ～？

　

水が透き通ってるから、空の青と木の緑が映りこみます。
うちの近くは、ドブのように汚い黒い川しか

川原にゴミひとつ落ちてないし。
電化製品が浮いてない川っていいなぁ（￢_￢；）

　

次は川遊びできる季節に来たいね。

　

＜前編＞から先に読んで下さいね。

囲炉裏端に用意して下さった晩ご飯。

　

畑で採れたお野菜いっぱいで美味しそう

　

囲炉裏鍋には出汁が煮えてます。

　

メインは、鴨鍋

ジビエ　鹿のお造り。
美味しい

　

リーズナブルな宿なので、正直お料理は期待してなかったのですが
どれもめっちゃ美味しくてびっくり。

茄子と海老の煮付けと地鶏の炭火焼き。

　

椎茸と高野豆腐の煮付けと、カボチャの煮付、そぼろあんかけ。

　

白和えとかぶの田楽。

　

鮎の塩焼き。

　

ものすごく具沢山の茶碗蒸し。
松茸や大きな海老やお肉にお魚色々入ってました。

　

鴨鍋も煮えたので頂きます～。
他に炊きたてのご飯もたっぷりで、すごいボリュームです。
　

ごましおもいろいろ食べました。

美味しいお料理でゆっくりお酒を楽しんで・・・と思ってましたが・・・

　

ごましおが悪くて

常に場の空気を完璧に読んで、態度を変えるこの人。
貸切で家族しかいないこの空間ならいいやろって
テーブルの料理を盗ろうと、何度も挑んできます

囲炉裏だからテーブルが極端に低く
ちょうどごましおの食べやすい高さなのでもう大変

洋服を脱がしたのもまずかったですね・・。
オフの合図の１つだから。

ずっと短くリードを持って、防御しながら食べるのに疲れ・・・
先にごましおとお部屋に戻りました。

自由にさせると調子にのるごましおはやっぱり
じーっと大人しくしていないといけない、厳しいところのほうがいいようです。
　

パパはもうしばらく一人でダラダラ飲んでたら
オーナーさんが相手しに来てくれたようで、一緒に盛り上がってました。

私は部屋で、ブログ更新したり。
このあたり、結構民家あるのにauしか電波が来てないそう。
めっちゃ田舎に来ると、auしか入らないんですって言われるところ結構多いな～。

　

囲炉裏のほうが気になってるごましお。
もう寝なさいよ

　

薄目をあけた悪い顔ですが、寝てくれてやれやれ

　

おやすみ、ごましお。
朝ご飯は、別々に食べようね

　

そして朝～。
朝ご飯も囲炉裏端で、パパと交代で食べます。

　

焼鮭、じゃこおろし、冷奴、味付海苔、卵、お漬物、梅干、お味噌汁にみかん。
炊きたてご飯もたっぷり用意して下さってます。

ニッポンの朝ご飯って感じですね。

　

ごましおは、お部屋で朝ご飯。

　

チェックインもアウトも時間の決まってない自由な宿。
親戚や知り合いのおうちに泊めてもらった感でいっぱいでしたが
たまにはこんな体験も楽しかったです。

悪い犬に疲れたけど・・・
ごましおが楽しかったようなので、それが一番

　

出発します～。
　
　

今回の宿は、茶畑でいっぱいの農村にあります。

　

駐車場に車を停めたら、一目散に走るごましお。
今日はほんとよく走るね。

　

張り切ってます。
ここできっと晩ご飯食べるんだってわかってるもんね。

　

特徴のない宿には泊まりたくない私たち。
今回の宿もまたちょっと変わってます。

一般のおうちのような農家の方が、畑で取れたお野菜などを使ったお料理で
１日１組限定でもてなしてくれる宿です。

　

本当に普通のおうちみたいなところ。

家族でもてなしてくれる民宿みたいな、アットホームなところは苦手だけど
ここはオーナーさん１人暮らし。

そして１日１組っていうのが、ポイント
貸切でゆっくりできるのはかなり嬉しいです。

今回も急な旅で、泊まりたい宿は全部とれなかったけど
こういうところも一度泊まってみたかったし～。

　

ここがお部屋。
１０畳に床の間２つと広い縁側があるので、十分な広さです。

テレビもあります。
客室にテレビがあるって、普通は当たり前だけど
直近に泊まったところがゲルだったので
お、テレビがあるやん～って、笑い合ったり。

　

ごましお、服脱いでゆっくりしたら？

　

そして、１日１組貸切なので、他のお部屋も自由に使って下さいって。
あちこちウロウロできて嬉しいね。

ここは、さっきのお部屋からドアをあけたら繋がってる２室です。

　

お隣の部屋。
ここも別の客室にできるけど、お一人で経営されてるし
ゆっくりしてもらうため１組しかとらないそうです。

そして囲炉裏のあるお部屋。

　

ご飯はここで頂きます。

　

楽しみ～。

　

ごましおは、ウロウロ探検ちゅう。

　

ご飯の前にお風呂に入りました。
広さも見た目もごく普通のお風呂なんですが
何か・・・めちゃくちゃ気持ちいい。

真っ白で見えないくらい湯気が立ち込めてるせい？
お湯に何か入れてる？薪で炊いてる？
パパは風呂釜が違うんじゃ？っていうけど、よくわかりません。

とにかく、温泉よりも気持ちいい
温泉好きのパパも絶賛でした。

唐辛子梅茶を頂いてのんびり。
ほんのりと微妙なピリカラで美味しい～。

　

そろそろご飯やね。

　

＜後編＞につづく・・・
　

今回の宿は、暗くなると街灯もない真っ暗な細道にあるので
明るいうちに到着しようと向かっている最中・・・

居場所を察知したりんちゃんママから
このあたりで売ってる変な饅頭を買って来いって電話が
旅行中までパシらせるつもりですよ～！

で、饅頭屋についたら賞味期限が翌日まで
すぐに取りに来るんですね？ってきいたら
持ってきてくれるんかと思った～って

丁重にお断りしたら、今度は、変な神社を観にいけと言い出して。

神社なんか興味ないって言ってるのに、あーだこーだとしつこい。
おかしいなーと思って調べたら
恐ろしく長い心臓破りの階段を上る神社でした
　

そんなりんちゃんママの嫌がらせにも負けず出発。
通りがかった、道の駅（かな？）みたいなところで休憩。

広い広い芝生広場があります。

　

ちょっとお散歩。
めずらしく歩く気マンマンのごましお。

　

めっちゃ広大な浅瀬の川原とつながってます。
しかも全く誰もいないってすごすぎ。
これなら、ちょっとくらいリードを離して遊ばせてあげてもいいかな。

　

公園や芝生が苦手なごましお。
どうせクンクンするだけで、ろくに歩きもしないと思われましたが
なんか妙に軽快に歩き出して

　

まさか走るの？？

　

おー

　

自ら走り出してびっくり。何度も走ってました。
ごましおなのに、犬みたいやん～。

　

そしてそして、しょぼいコンデジで、こんな飛行犬写真が撮れました
これは奇跡的～。

ごましおが、こんなところでめっちゃ走るのも珍しいし
シャッタースピードが遅いコンデジで、この瞬間が撮れるのは
本当にすごい偶然のタイミング。
めっちゃ嬉しい～

こんな写真が撮れてたことは、帰って取り込んでからわかりました。

走ってる写真はどうせブレブレだと思ってるから、ちょこっとしか撮らず。
もっと真剣にいっぱい撮っとけばよかったナー。
　

ついたのは、ゴツゴツした石でいっぱいの川原。
ごましお、しっぽピーンとして張り切ってます。

　

浅瀬の向こうの方の、白っぽくなって人が集まってるところに向います。

　

石ばっかりだけど、足大丈夫？？

　

すごい湯気！
なんとここは川が温泉になってる川湯です。

　

全国あちこちにあるらしいのですが
初めて・・というより、川湯なんてものがあるってことも知らなかったので
びっくりです。

　

自然の中の源泉かけ流し温泉って贅沢
温泉は苦手だけど、さすがにこれはテンションあがります。

人が少ないこのあたりで座ることに。

　

早速、足をつけてみたパパは
すぐに、熱ッ！熱ーーーッ！って、足をあげました

普段から超熱いお風呂が好きな私でも、これは絶対無理

　

向こうの方では、肩まで浸かってる人がいっぱい。
足が浸けられないほどのアツアツの場所のすぐ側でも
湯気の出てないところは冷たい水だし
湧き出るポイントで激しく温度が違うんですね。

　

人が多いところに行ってみよ

　

真冬の川に、水着や裸の人がいっぱいって、すごい光景ですね

　

やっぱりこの辺りは適温で温かい～。

川をせきとめて、熱湯の源泉に清流をうまく混ぜて温度調整してあるようで
深さもお風呂ぐらいにしてあります。

私たちも座って、膝から下をつかりました。
いつもは足湯とかあっても、不潔そうで絶対入らないんだけど
源泉かけ流しの川だし、ほとんどためらいなく入湯。

めっちゃ気持ちいい～

　

普通に温泉に入ってるような裸の男性や、水着の女性も結構いました。

足漬けてるだけでめっちゃポカポカ
暑くてコート脱ぎました。

　

最初はご機嫌そうにしてたごましおも
食べ物が出てこないから？だんだん不機嫌顔に
そろそろ行こうか・・・。

　

掘ればたちどころに温泉が湧くので
自分だけの小さなお風呂を掘って入ってる人たちもいました。
楽しそう～。

暖かい時期なら、ごましおも遊ばせてあげたかったなぁ。

　

駐車場まで歩く間もポカポカで、コートは手に持ったまま。
天然の温泉は本当に温まります。
初めての川湯体験、めっちゃ楽しかったです。

教えて下さった、うどんモーニングのお店のおばちゃん
ありがとう～
　

教えて頂いた通りの道を走ったら
車も結構通ってる、全然安全な道でした

ホッとしてランチのお店を探してブラブラ。
通りがかりに、美味しそうな一軒家の和食屋さんを発見

　

広い店内。

　

初めて来たお店でも、厨房の位置は的確にわかるごましお。

　

メニューが多くて迷ったけど、２人ともお総菜いっぱいの定食にしました。
メインは魚の南蛮漬けで、あとはほぼ野菜ですが、なかなかのボリューム。

うどんモーニングだったので、お昼はお腹すかなないなーと思ってたけど
さっきの道で、ものすごいエネルギー消費したっぽい（￢_￢；）

　

珍しかったのは「梅寿司」
梅味の赤いしゃりと上のは赤こんにゃく？
間に海老が挟まってて美味しかったです。

　

ごましおもお野菜たっぷりお弁当。
メインは馬肉の肉団子。

ここもとっても感じのいいオーナーさんでした。
また来たいってお店ばかりだけど、今度はいつ来れるか

次は、うどんモーニングのお店で教えて頂いたところに行ってみます。
楽しみ～。
　

ナビ任せで、安易に最短距離を選ぶと危険です
山の向こうのお店に行くのに、めっちゃ怖い目に合いました・・・。

Uターンで引き返せない急なクネクネ山道に入り込み
舗装はされてるものの、ガードレールなしで
側は自殺の名所のような風景の谷底

道路わきには雪が残っていて、至る所に
「凍結注意」「スノータイヤ装着せよ」って書いていて
夕方以降は危険のため通行止めとなる道らしい・・。

凍結してるようには見えないのですが、怖くて怖くて

他に全く車も通らないし、携帯も入らない・・・。
早く立ち去りたいけど、谷に落ちそうでスピード出せないし。

本当にこの先に、町やお店があるの！？
と、不安でいっぱいでしたが・・・
　

ありました
とってもきれいな川沿いにお店や民家のある村につきました。

　

癒される風景で、ホッとしました。

　

怖かったね

　

そして目的の、器中心の雑貨とオリジナルの木工家具のお店。

　

家具は、地元の木を使って作られてるそうです。

　

木彫りの熊をクンクンするごましお。

　

かわいい家具色々あったけど、うちには合わないものばかりで残念。

器もたくさん～。

この白い鉢２つ買いました。

　

お茶しようと思ってたのに、残念ながらカフェはお休みみたい

お店の方に来た道のことを言うと
あぁ・・・（￢_￢；）って感じで、気の毒そうにされました
ちゃんと安全に来れる道があるそうで、教えて頂いて。

この辺り、まだいろいろあるかもしれないけど
もう一刻も早く脱出します・・・。
　

昨夜はあまりにお腹いっぱいで
しばらく休憩してたら帰るのが面倒になって

それに一旦帰ると、またダラダラして出てくるのが遅くなるしな～と
車で仮眠することにしました。

この辺りは温泉だらけ、そしてめちゃ広い駐車場のあるコンビニだらけ。
宿がとれなくてもなんとかなります。

というか、日頃からおうちでも、ソファに座ったままいつのまにか寝てしまう・・・
ってことが多数なんで車で寝るなんて全然平気でした。

逆にちょっと楽しかった～。
車をとめたコンビニは、結構ちゃんとしたコーヒーを入れてくれるんで
しょっちゅう買って飲んだり雑誌買ったり、ウロウロ。
　

あっと言う間に朝
どこかでモーニングしようと探しながらドライブちゅう
「うどんモーニング」ってお店を発見して・・・

　

温かいものが食べたかったので、即決

ごましおもちゃっかり入店。

　

よかったね。

　

うどんが食べたくて入ったけど
いろんな美味しそうな朝定食があってかなり迷いましたが
結局は、オーナーさんもすすめてくれた「うどんモーニング」に。

大正解でした！　お出汁めちゃウマ

　

私のはネギ抜きなんで彩り悪いですが・・・
めっちゃアツアツで、すごい美味しかった
これにコーヒーがついて６００円。

　

ごましおのは、温かくなくてごめんね

　

お詫びの牛タン。

　

ホットコーヒーも美味しかったし、大満足。

オーナーさんにおすすめの観光スポットをいくつか教えてもらって
めっちゃ興味をそそるところがあったので
あとで行ってみようと思います
　

さっきの雑貨屋さんにのんびりしすぎて
その後も２軒ほど雑貨屋さん寄ってしまい・・

そして晩ご飯のお店が思ってたよりかなり遠くて・・
ついたのは閉店間際

途中電話を入れたら、定食でいいなら
閉店ぎりぎりでも作りますよ～って言って下さって。

この辺りは遅くまでやってる店が少ない上、年始で休みも多く、希少なお店
定食で全然十分です～。

今日の晩ご飯は、魚料理の美味しいこの食堂で頂きます。

　

入ったら、テーブル席にたくさんのお客さんがワイワイ飲んでてホッ。
うちだけのために開けててもらうの申し訳ないもんね。

奥のお座敷を貸切にして下さいました

　

めちゃ広くてのんびりできるね。

　

定食ができるまで、おでんをつまみながら。
パパは自分だけ飲んでます

　

２人とも「刺身定食」にしました。
新鮮でとっても美味しい～。
小鉢４品とお漬物ついて

　

お味噌汁もついて１２００円くらいだったような？
めちゃ安

　

実は他にもいろいろ注文してます。
お客さんいっぱいいたから、調子にのってきいてみたら
いいですよ～って言って下さり、お言葉に甘えて。

「ブリカマ」
絶品です

　

「鶏から揚げ」

　

「ふぐ白子の醤油焼き」
本当にふぐ？ってくらいの安い値段だったのに
本当に美味しいふぐ白子でした。

　

これはサービスで頂きました
何のか忘れたけど、煮こごり。

　

ごましおは、天然黒鯛の焼き魚と、桜姫鶏の砂肝のハンバーグと
有機にんじんと蓮根とドライフードのお弁当。

　

今日はいっぱい歩いたから、いっぱい食べても大丈夫やね。
特選ささみのソテーも。

　

自家製スペアリブ。

　

豚足も。

　　

そして・・・・

もうちょっとお刺身欲しいねってことで
「刺身盛り合わせ」ってのを注文。

値段は書いてないけど、安い単品メニューと並んでるし
どうせ定食についてたような程度だと思ったら・・・・

なんと、たっぷり船盛りで出てきて仰天
すでにいっぱい食べたあとに船盛り！？
絶対食べきれない・・・

でも一応は旅行だし、ちょっとくらい華っぽいもの欲しいのでヨシと。
ていうか、こんなのできるなら、最初に欲しかったわ～。

　

ウゴウゴと動いてる、活伊勢海老まで入ってるし
そういえば、食堂とはいっても、ちゃんとした生簀がありました。

オーナーさんは、漁協のお仕事してるらしいので
本当に新鮮で美味しいお魚ばかり。
でもお腹いっぱいで・・・

　

あまりたくさん残すのも悪いし、上質なので
ごましおにもちょこっと食べてもらお。

マグロと～

　

何か忘れたけど初めてきいた名前の、美味しい魚。
見た目、鯛を白っぽくしたみたいな感じで
定食にもでてきて、すごく美味しかった

ごましおなら、全部余裕で食べきってくれそうだけど・・・
そういうわけにもいかないので、２切れだけね。

　

美味しかったね～。

　

大勢のお客さんはとっくに帰ったけど、ゆっくりさせて頂きました。

船盛りまで出てきて、いくらとられるんだろ・・って思ったけど
めっちゃ安ッ。全部で１万切るくらいで、びっくり。

いいな～。近かったらちょくちょく来るのに～。

　

さて、宿のキャンセル待ちもダメだったし
これからどうしようか・・・。
　

晩ご飯に向う途中、ちょっと寄り道。
とってもおしゃれな雑貨屋さんに来ました。

　

外からはお店とはわかりにくい、倉庫ような隠れ家のようなお店。
アンティーク雑貨を中心にかわいい雑貨が並んでます。

見るからにセンスよさげなオーナーさんのセレクト。

カフェスペースもあって
日替わりの手作りスイーツとコーヒーが飲めます。

内装も家具もみんなオーナーさんの手作りだそう。
人気店のようで、満席でした。

　

プチプラのかわいい雑貨、ちょこちょこと買いました。

お一人で忙しいのに、とても丁寧に包装して下さった、感じのよいオーナーさん。
また是非立ち寄りたいお店です。