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2011.08.21 犬の眼科専門病院

犬の眼科専門の病院に来ました。

数年前、まだ肉眼ではわからない程度のときに白内障を発見し
毎日目薬を点し続けて、今でははっきりわかる程度の白さまで
ゆっくり進んできました。

目薬は、進行をわずかに遅らせるだけで治ることはないので
そのうち真っ白になって完全に視力を失ってしまうんだって
覚悟していました・・。

だからまだ目が見えるうちに、
いろんなところに連れていってあげたい
というか、自分が行きたい~って
この1、2年は激しくあちこちに出かけて来たわけですが・・・
 
 

いつもの主治医の先生からは、
白内障といってもいろんな種類があるし
手術を考えるなら専門医でしかできないし、しないにしても、
一度詳しい状態を観てもらったほうがいいって言われていたので
紹介状を書いてもらってここに来ました。

とても有名な眼科です。
ファイル 2122-1.jpg
 


初めて来てまだ何もしてないのに、
激しく嫌がってキューキュー泣いて出ようとするごましお汗
痛いこといろいろしてるいつもの病院でもこんなことはないのに、なんで?
ファイル 2122-2.jpg
 


先に、レントゲンや眼圧やいろいろ検査しました。
結果が出てから診察です。

とっても不安そうなごましお汗
痛いことはしないから、もう少しがんばろうね。
ファイル 2122-3.jpg
 


結果は、「白内障」ではなく「核硬化症」でした。
どの犬もいつか必ず、100%かかるそうです。

「核硬化症」は、加齢に伴って水晶体の中の核が硬くなり、白濁します。
大きく分類すると、白内障の一種ではあるけど
いわゆるみんなが知ってる白内障とは全く別で
加齢や白濁による多少の視力低下はあるものの
視力障害を起こすことはまずないそうです。

だんだん白濁していくけど、白内障みたいに真っ白まではならないし
ごましおの場合、14歳でこの程度はかなり軽いので
これ以上極端に白くはならないと思うとのことでした。
角膜も14歳ではありえないくらい若くてきれいだってひらめき


とってもわかりやすく、丁寧に説明していただきました。
ファイル 2122-4.jpg
 

白内障だって思ってたので、検査してみて本当によかった~。
人間ほどの不自由はないとは言え、視力を失うのはかなり辛いことなので
どんなにほっとしたことか・・。
 


診察が終わったらもう緊張もとけて笑顔です。
よかったね、ごましお。
ほんとによかったーー。
ファイル 2122-5.jpg
 

今日の診断は、
ごましおのこれからの老後の生活を大きく変えるものでした。

これからは、もっとのんびり過ごせるかな?
いろいろゆっくり考えたいと思います。
 

15:30 | 病院